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国別特設「ウズベキスタン地域観光振興」コース

ウズベキスタンは1991年の独立以来、市場経済体制へ移行の道を歩んでいる。しかし、経済構造は綿花と関連の繊維産業の他は天然ガスや金などの一次産品に強く依存しており、天候や国際市場の動向に影響されやすい脆弱な面を持っており、今後、中長期的に安定した経済発展を図るために産業構造の多様化への取り組みが求められている。
ウズベキスタンはサマルカンド、ブハラ、ヒヴァ等シルクロードを代表する史跡を有し、その資源を活用した観光産業に産業構造の多様化の一翼を担うべく大きな期待が寄せられている。しかし、ホテル等の観光関連施設を含むインフラの不備、サービス精神の欠如など観光産業全体として国際水準から立ち後れているのが現状である。
こうした状況を背景として、国際協力機構大阪国際センターが同国で観光振興に携わる人材の育成を目的とした研修を平成13年度より5年間実施することになった。
4年目となる本年度(平成16年度)も昨年同様、国際協力機構大阪国際センターが奈良、京都という歴史的古都を擁する関西での研修を中心に実施し、東京における研修を当協会が同センターから委託を受けたものである。

1. 研修期間: 平成17年1月12日~同年3月4日
うち東京については、1月24日~1月27日
2. 研修員数: 10名
国営ウズベク・ツーリズム(1)、文化省文化財関連幹部(2)、観光インフォメーション・センター幹部(1)、大学教師(2)、旅行代理店(2)、工芸関係者(2)
3. 研修場所: 国際協力機構大阪国際センター、同東京国際センター
4. 研修内容: 東京で「観光振興」についての概要を学んだ後、関西(主として奈良県)にて文化遺産の視察、観光客誘致策、土産物や料理など観光周辺産業視察等の「実地研修」を実施する。
東京での研修内容はつぎのとおりである。
1) 日本の観光行政(国土交通省)
2) 日本の旅行業界(JATA)
3) 地方の観光開発(日本観光協会)
4) 外国政府観光局の活動(フィンランド政府観光局)
5) 日本のインバウンド促進とJNTOの活動(国際観光サービスセンター)
6) 旅行会社から見たウズベキスタン観光(クラブツーリズム(株))など。